亡国のイージス
国家とは何かとか防衛はどうあるべきなのかとか考えさせらるところのある映画だった。人物の背景とか原作から端折ったと思われるところがあるようで,中井喜一と少女の関係とか今ひとつ理解しきれないところがあった。主人公の真田広幸がイデオロギーとか思想を特に持っていないのが面白かったかな。映画内の防衛大生の論文での国家とは?の答えがオルテガ・イ・ガセットの"大衆の反逆"で述べていることに近いと感じたのは私だけでしょうか?
『亡国のイージス』http://aegis.goo.ne.jp/
- 作者: オルテガ,Jos´e Ortega y Gasset,寺田和夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: 新書
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