2011-11-10 砂の本 book 伝奇集と同様に時系列や概念の扱い方が幾何学的というか数学的で面白い作品が多い。「他者」は循環して交差しているし、表題の「砂の本」は拡散していく感じ。「会議」は射影的か。全然話が変わるが「汚辱の世界史」は山田風太郎の「人間臨終図巻」シリーズのモチーフだったりするんだろうか…ラテンアメリカの文学 砂の本 (集英社文庫)作者: ホルへ・ルイス・ボルヘス,篠田一士出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/06/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る