スラップスティック
国の終末期を迎えた人々のスラップスティック(ドタバタ劇)を通して、国や民族といった単位の概念とは何ぞや?と問うているように読み取れました。が、アメリカと日本では、そこら辺の概念が根本的に違っているのか、あんまりなるほど!と思うところがなかったです。拡大家族っていう概念は別として、多くの人にとって最後に残るのは家族のつながりの可能性が高いんだろうなぁと読んだ後に思う。
あと図書館の本に鉛筆でラインを引いてはいけません。
スラップスティック―または、もう孤独じゃない! (ハヤカワ文庫 SF 528)
- 作者: カート・ヴォネガット,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1983/09
- メディア: 文庫
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